母は骨肉腫という病気です。
出来た部分が顔だったこともあり手術での切除は無理とのことでしたので、まずは重粒子線という治療を受けたのですが……
完治には至らず、今は抗がん剤治療を受けている状態です。
食べることが何よりも大好きだった母でしたが、骨肉腫になってからは口も開きにくくなってしまったため食事はミキサー食で過ごしていて、お寿司が食べたいって今もたまに言うことがあります。ですがもちろん、食べることはかなわぬ夢状態にあります……。
激しい痛みもあり、去年の後半辺りからもともとなかった食欲が更に低下してしまい、痛みのコントロールと胃ろうの手術を行うために入院。
昨年末に退院して、今は自宅療養をしながら2週間に1度の通院をしています。
訪問医療、訪問歯科、訪問看護、訪問介護など、自宅に来ていろいろを見てくださる方の手を借りながら在宅看護(介護?)を続けているのですが、まだ1ヶ月くらいしかたっていないのに若干音を上げそうな私がいます(^^;
数年前に3年ほど特養で働いていたことがあったので全然平気と思っていたのですが、決まった時間だけ介護するのと四六時中介護することの違いとか、あとうまく表現出来ないんですけど親に接するときの気持ちと入居者様へのときの気持ちは根本的に何か違うものもあって……。
この間も、次の日朝から母の通院の付き添いがあって昼間は休めないのに、夜間1時間おきくらいにトイレに呼ばれてほぼ眠れなかったことがあって、朝になって呼ばれた時に「寝てた?」って聞かれたもんだから強い口調で「寝たいよ!寝てないんだから!!」って文句言って凹ませてしまったことがありました……。
正直同じことを入居者様にされても怒らない自信があるようなことでも、自分の親だとつい厳しくしてしまったりイライラしてしまったり、優しくしたい気持ちはあるはずなのに笑顔が出来ない時とかもあったりして、毎日何かしらで後悔したりしてはいるんですけどね……
まあとりあえずはあんまり考えても仕方ないので
「お母さんに声を掛けるときは笑顔で!!」
今これだけはなるべく守るようにしています。。。
切り替えだけは早いというか、早くしないと共倒れしちゃうかもしれないですからねぇ。多分。
本当は自分の用事とかもあるしショートステイとかも利用したかったのですが、母の飲む薬の都合で利用不可と言われてしまったので仕方なし。
人って不思議と出来ないと思うとやりたいと思ってしまうものですよねぇ。
夜更かしして朝方寝るとか、普段なら(特に歳を取ってからは)やろうなんで思わなかったことなのに何だか無性にしたくなる(笑)
「配られたカードで勝負するっきゃないのさ……それがどうゆう意味であれ」
ブログ書いててふとその言葉を思いついたんで調べてみたら、この言葉スヌーピーの名言だったんですね。知らなかったよΣ(・□・;)
そう考えるのって難しいんですけど、ホントそうですよねぇ。
肝に銘じて毎日ほどほどに頑張ろう!
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